朝、目覚ましの音でいつも通り起きた、でもなんだか調子が悪い。
こんなことで会社を休んだらよくないのかな…。
そんな風に悩んだことはありませんか?
今回は、会社を休む基準についてご紹介します。
※あくまでも一例ですので、ご自身の体調、会社の状況、業務内容を踏まえてご検討ください。
体調が悪かったら遠慮なく休んでいい
Image by Daniela Dimitrova from Pixabay
まず、大前提ですが、体調の悪さを感じたら、早い段階でゆっくり休みましょう。
無理に出勤して翌日以降も不調を抱えながら過ごすよりも、早めに病院に行ってお薬を飲み、安静に過ごすことが望ましいです。
会社側としても、無理をして出勤して通勤途中で事故にあうことや、業務中に怪我をしてしまうことの方が困ってしまいます。
また、新型コロナウイルス感染症の大流行により、単なる風邪でも休みやすい風潮になってきたと感じます。体調が悪いときには遠慮せずにしっかりと休んで、元気になったら出勤しましょう。
その一方で、私のような心配性、毎日軽度の不調、うつの症状があり判断力が低下している方等は、出勤できるか悩むような不調の場合もあるかもしれません。
危険物を取り扱うような会社や、食品を取り扱うような会社であれば、もしかすると出勤の基準が明確になっているのかもしれませんが、
あいにく私の場合は事務系の仕事だったため、出勤するかどうかは自分の判断に委ねられます。
特に、新卒で社会人になったばかりのことは休んでもよい基準がわからず、多少体調が悪くでも出勤して、先輩から帰るように促されることもありました。(新型コロナウイルス感染症大流行の前です)
そんな私の経験を基に、いくつか基準を紹介します。
会社を休む基準
周囲に風邪を移してしまう可能性がある
Unsplashのengin akyurtが撮影した写真
周囲に風邪を移す可能性が少しでもあれば休みましょう。
症状として分かりやすいのは咳や発熱、くしゃみなどです。
自分が無理するだけの話ではなく、職場の他の人に移してしまうと仕事だけではなく、職場の人の私生活にまで迷惑をかけることとなります。
例えば、その移してしまった人の家族に体の弱い人や免疫力の低い人がいたら、事態は深刻です。
花粉症やハウスダスト、鼻炎など、咳やくしゃみの原因が明確であれば、マスクなどの感染対策をした上で出勤することはできるでしょう。
原因がはっきりしない場合には、先に耳鼻科や内科などの病院を受診することを優先しましょう。
発熱している
Gundula VogelによるPixabayからの画像
発熱は基準な明確があるため、体調不良の中でも「休むべきかどうか」を比較的判断しやすいと思います。
特に新型コロナウイルス感染症が流行してからは、発熱していると出勤を控えるように会社から指示された方も多いのではないでしょうか。
みなさんの基礎体温によって基準値も変わると思いますが、37.0度以上もしくは37.5度以上あるかどうかが休む目安になると思います。
会社と家を往復することが難しい
体調不良により会社と自宅を往復することが難しい場合にはお休みすることが望ましいです。
例えば、めまいがあり、会社までの満員電車に乗ることが難しい、もしくは会社までは辿り着けても、帰ってくることが難しいような場合です。
責任感の強い方だと、会社まで辿り着くこと、業務を遂行することばかりに気を取られ、自宅まで帰って来ることを軽視している方もいると思います。
ただ、通勤途上の怪我も労災に該当するように、通勤もお給料が出ないとはいえ、立派なお仕事です。
往復するだけの体力がない場合には、お休みをとり出勤を見合わせましょう。
状況的に行くことが難しい
上記とも似ていますが、状況的に行くことが難しい場合もお休みしましょう。
起き上がれない、まっすぐ歩けない、声が出ない、涙が止まらないなど、身体的、精神的な症状に当てはまります。
その場合は、明らかに出勤は難しい状況ですので、お仕事をお休みして養生や通院に当てましょう。
それでも休む勇気が出ない場合には、第三者に相談する
上記で休む基準をお伝えしました。
ただここまで読んでも休む勇気が出ない方。今日は大事な会議・プレゼンがあって、休むなんて言えないという方。
家族や上司に症状を伝えた上で、相談することも一つです。
また、朝の数時間だけお休みをもらって、病院を受診して医師に「出勤してもよいか」を相談してから決めるのもよいと思います。
まとめ
今回は、会社を休む基準についてお話ししました。
会社や職種、時期によっても異なりますが、要約するとポイントは以下の通りです。
・「周囲に移してしまう可能性がある」「発熱している」「会社と家を往復することが難しい」等の場合は出勤を控える。
・出勤するか悩む場合は、第三者(上司、家族、医師)に相談する。
私は以前、自分から休むという決断がなかなかできませんでした。
休む決断ができなかった私は、結局半年間ほど休職することになっていますので、やはり少しでも不調を感じたときには、その時点でゆっくり休んでいただきたいです。
また別の時にお話ししようと思いますが、一度精神疾患を患うと、その後の人生は大きく変わりますし、正直病気が分かった直後は本当に苦しかったです。
あなたを守れるのはあなただけです。
ぜひ自分の心と体の健康を守るような生活を心がけてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
はさみちゃん✂
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